太陽光発電でできること
個人にとって
- 電気代が節約できます!
- 発電した電気を自家消費することで、電気の購入量を減らすことができ、その分、電気代も安くできます。
- 売電収入が入ります!
- 太陽光発電システムで10kW未満の場合、固定価格買取制度によって家庭で自家消費できなかった余剰電力を、33円/kWh (平成27年度)で売電することができます。(10kW以上は全量売電可能)。
- 停電時に利用できます!
- 災害等による停電時、パワーコンディショナーを自立運転モードに切り換えることで最大 1,500Wまで電力を利用することができます (自立運転モードがないタイプもあります)。
地域・国にとって
- 電力のピークカットに貢献します!
- 電力需要の増える昼間に発電できるので、火力発電所などの負担を緩和するピークカットに寄与します。
- エネルギー安全保障を確保します!
- エネルギー自給率が増えることで、化石燃料のエネルギー調達リスクは減り、エネルギー安全保障を確保します。
- エネルギーコストの流出を防ぎます!
- 化石燃料の輸入が減らすことで、国内や地域に回るお金を増やせます。
世界にとって
- CO2削減に貢献します!
- 電気の購入量を減らし太陽光発電を活用すると、地球温暖化の原因の1つ、 CO2の排出を減らせます。
太陽光発電の仕組み
太陽電池モジュール(パネル)
太陽光を受けて直流電力を発電します。発生する電力の量(出力)は、「W:ワット」「kW:キロワット」(1kW=1,000W)という単位で表わします。
接続箱
太陽電池同士をつないだ配線を、この箱の中で1本の線にまとめるための装置です。これらの配線をパワーコンディショナーへつなぎ、発電された電力を送ります。また、点検や保守の際に使用するスイッチや避雷素子のほか、電気の逆流を防止する部品(逆流防止ダイオード)を内蔵しています。
パワーコンディショナー
太陽電池モジュールが発電するのは「直流(DC)」という方式の電力ですが、この直流電力を多くの家電製品で利用される「交流(AC)」電力に変換します。
分電盤
パワーコンディショナーで交流(AC)に変換された電気を、家庭内の各コンセントに送ったり、余剰電気を電力会社の電力網へ送る機器です。住宅用の分電盤には、電気を安全に使用するための漏電遮断器(漏電ブレーカー)や配線用遮断器(安全ブレーカー)が取り付けられ、「ブレーカー」とも呼びます。
電力量計(売電メーター/買電メーター)
住宅にはもともと、「買電」の量を計測するための電力量計が付けられていますが、太陽光発電を設置すると、「売電」の量を計測するための電力量計を設置されます。
モニター
発電量や売電量、消費電力などを、リアルタイムで確認することができる機器です。